UVインクジェット印刷
UVインクジェット印刷はプリンターのようなインクジェット(インクの吹付)方式で印刷する方法です。UV(紫外線)によってインクをすぐに硬化させることができるのが特徴で、厚紙はもちろんのこと表面が平らな素材であれば何にでも印刷できるというのが大きな特徴です。また、サイズが大きいため大きな紙を1枚だけ印刷することも可能で、サンプル制作にも向いています。
UVインクジェット印刷の注意点
UVインクジェット印刷はUVインクを紫外線で硬化させているため、インクが硬化した後も独特のにおいが残ることがあります。印刷後、時間をおけば匂いは取れますが100%無くなるというわけではありませんので、食品関係のパッケージにはあまりおすすめしません。特に食材を放送せずにそのまま入れるチョコレートや果物などの場合、においが中の商品に移ってしまう危険性がありますので、十分ご注意ください。
UVインクジェット印刷制作事例
- 通常の印刷に比べてUVインクジェット印刷は刷り上がりの時点で少し光沢がかっているような印象になります。また、触るとインクが硬化して少し盛り上がっているのがわかります。こうした効果を利用して盛り上げて印刷することも可能です。
- 印刷する素材を選ばないため、アクリルやガラスなどにも直接印刷することができます。布や革などへの印刷もでき、よりオリジナルの商品作りが可能になりました。
- 印刷面積が大きいため、ポスターやのぼりなど大きなものの印刷にも適しています。13㎜までの厚みであれば印刷できるため、催事に合わせた什器やディスプレイなどをすぐに手配することもできます。