原紙(コースター・Vカット)
原紙とは、特定の紙の目的で加工されることを前提で作られる紙のことを指します。耐熱性を持たせてケーキを焼くことができる「ハイブリッド原紙」やVカット加工と呼ばれる紙をカットしてもしっかりとキレイな断面が見えるVカット原紙、他にもコースター用に作られるコースター原紙など、それぞれの商材の機能に合わせて作られる紙のことを指します。
原紙においても厚手の紙が多く、厚紙として認識されているケースがほとんどです。これは、印刷はもちろんのこと印刷後に加工されることを前提としているためです。
ある程度の強度が無ければ加工時点でのロス率が高くなってしまうことが多いため、厚く作られることが多いようです。
原紙の種類
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ハイブリッド原紙
- ハイブリット原紙
- ハイブリッド原紙とは、熱に強い特殊な紙です。
型に沿って熱と圧力をかけて、自由な形に成形することができます。耐熱性、耐油性にも優れており、食品系のパッケージとしても充分にご利用いただけます。
ハイブリッド原紙を使用した成形箱は、ハイブリッド成形箱、プレス容器、絞りプレス容器などと呼ばれます。
こちらは専用の型が必要となりますので、小ロットの商品よりも大ロットの商品に向いています。
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Vカット原紙
- Vカット原紙
- 高級なパッケージであるVカット箱を作るための原紙です。
材料は再生紙などが多く、合わせて数ミリの厚紙にし、90度の溝を掘り直角に曲がるよう加工します。
この原紙に、更に薄紙等を貼り、高級感を持たせます。
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コースター原紙
- コースター原紙
- 印刷適正があり、吸水性に優れたコースター専用の厚紙です。
四角や円などご要望の形に打ち抜くことができ、大きさも様々に作ることができます。
エンボス加工など表面加工をすることもできます。
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